EC2インスタンスのタイプは、インスタンスの性能やコストに影響する重要な要素です。しかし、インスタンスの内部からそのタイプを確認する方法はあまり知られていません。この記事では、EC2インスタンスの内部からそのタイプを調査する方法を紹介します。
EC2インスタンスの内部からそのタイプを調査する方法は、主に二つあります。一つは、メタデータサービスを利用する方法です。メタデータサービスは、インスタンスに関する情報を提供するWebサービスで、インスタンスの内部から http://169.254.169.254/latest/meta-data/ にアクセスすることで利用できます。このURLに instance-type というパラメータを追加すると、インスタンスのタイプが返されます。例えば、以下のコマンドを実行すると、インスタンスのタイプが表示されます。
curl http://169.254.169.254/latest/meta-data/instance-type
もう一つの方法は、dmidecode コマンドを利用する方法です。dmidecode コマンドは、システムのハードウェア情報を表示するコマンドで、LinuxやWindowsで利用できます。このコマンドに -s system-product-name というオプションを付けると、インスタンスのタイプが表示されます。例えば、以下のコマンドを実行すると、インスタンスのタイプが表示されます。
dmidecode -s system-product-name
以上が、EC2インスタンスの内部からそのタイプを調査する方法です。インスタンスの性能やコストを最適化するためには、インスタンスのタイプを把握することが重要です。ぜひ、この記事で紹介した方法を試してみてください。