SharePointのマネージドメタデータサービスは、組織のデータを一貫性を持って整理し、検索を容易にする強力なツールです。その中心にあるのが「タームセット」です。この記事では、SharePointのタームセットの作成方法を詳しく解説します。
SharePointのタームセットとは
SharePointのタームセットは、マネージドメタデータフィールド(TaxonomyField)で使用するためのターム(タグ)の集合です。これにより、組織全体で一貫したタグ付けが可能になり、データの整理と検索性が向上します。
タームセットの作成手順
タームセットの作成は以下のステップで行います:
- SharePoint Onlineの管理センターに移動します。
- 左側のナビゲーションメニューから、「タームストア」を選択します。
- タームストア管理ツールで、新しいタームセットを作成する位置を選択します。タームグループが存在しない場合は、「新しいグループ」を作成できます。
- 選択した位置で右クリックし、「新しいタームセット」を選択します。
- 新しいタームセットに名前を付けます。その後、この新しいタームセットの下にタームを追加できます。タームを追加するには、タームセットを右クリックし、「新しいターム」を選択します。
- 新しいタームの名前を入力します。必要に応じて複数のタームを作成します。
タームセットの活用
タームセットが作成されたら、マネージドメタデータフィールド(TaxonomyField)を作成し、リストやライブラリに追加するときに使用できます。これにより、データの一貫性を保ちながら、データの整理と検索性が大幅に向上します。
まとめ
SharePointのタームセットは、組織のデータ管理を効果的に行うための重要なツールです。適切なタームセットを作成し、マネージドメタデータフィールドとして活用することで、データの整理と検索が容易になり、業務効率が向上します。