初心者でも安心!GoogleスプレッドシートのARRAYFORMULA関数でデータ処理を効率化しよう

初心者でも安心!GoogleスプレッドシートのARRAYFORMULA関数でデータ処理を効率化しよう Google Spreadsheet

こんにちは!今回は、Googleスプレッドシートの便利な機能の一つであるARRAYFORMULA関数について、初心者でも理解できるように解説します。

ARRAYFORMULA関数とは?

ARRAYFORMULA関数はGoogleスプレッドシートで使うことができる、配列(複数のセル)全体に対して計算を適用するための関数です。この関数を使えば、一度の操作で複数のセルに対する計算を行うことができます。

ARRAYFORMULA関数の基本的な構文

ARRAYFORMULA関数の基本的な構文は次の通りです:

=ARRAYFORMULA(計算式)
  • 計算式:配列全体に適用する計算を指定します。

ARRAYFORMULA関数の使用例

具体的な使用例として、商品の販売データがあり、各商品の販売価格と販売数から売上を計算するといったケースを考えてみましょう。ARRAYFORMULA関数を使えば、次のように簡単に計算できます:

=ARRAYFORMULA(B2:B100*C2:C100)

この関数は、B2からB100までのセル(販売価格)とC2からC100までのセル(販売数)のそれぞれの積(売上)を計算します。

以下のような表をイメージしていただければと思います。

商品名販売価格販売数売上
Product A10003=B2*C2
Product B20005=B3*C3
Product C15002=B4*C4
Product A10004=B5*C5
Product B20007=B6*C6
Product C15001=B7*C7
Product A10006=B8*C8
Product B20002=B9*C9
Product C15003=B10*C10

D列でそれぞれの行の売上を=B2*C2のように計算していますが、ARRAYFORMULAを使用して全ての行に対して一度に計算を適用することが可能です。その場合、D2セルに以下のように入力します

=ARRAYFORMULA(B2:B10*C2:C10)

これにより、各行の販売価格(B列)と販売数(C列)の積がD列に一度に計算され、表示されます。

ARRAYFORMULA関数の注意点

ARRAYFORMULA関数は非常に便利なツールですが、使用する際には以下の点に注意が必要です。

  • ARRAYFORMULA関数は、計算結果として返される配列が他のセルの内容を上書きする可能性があります。そのため、関数を使用する際には、結果が他の重要なデータを上書きしないように注意が必要です。

まとめ

GoogleスプレッドシートのARRAYFORMULA関数は、一度の操作で大量のデータを処理するための強力なツールです。繰り返しの操作を大幅に削減し、データ処理の効率を大きく向上させることができます。ぜひこの記事を参考に、ARRAYFORMULA関数を使ってみてください。

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